2012年6月27日水曜日

ソフトボール大会


皆さん、こんにちは!
今回のブログは6月4日に行われたソフトボール大会についてです。
PCPでも経済学部のゼミに混ざってソフトボール大会に出てます。
これを大会中大活躍したPCP8期生金井俊太朗に書いてもらいました!では、どうぞ!
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どーも!去る64日に開催された、春期経済学部ゼミナール対抗ソフトボール大会における我らがPCPの泣く子も黙る活躍を、面白おかしく、文才豊かに、かつ涙なくしては読み切れないようなブログにしてくださいと頼まれた金井です。

さて、ソフトボール大会!我らがPCPは、
vs. グレーヴァゼミ
vs. 飯田・大西・柳沢ゼミ合同チーム
vs. 津谷ゼミ
と予選リーグを戦いました。

PCPチームの特徴はなんといっても打撃!グレーヴァゼミ、合同ゼミをそれぞれ7-1, 15-6でまさに玉砕!NY高からやってきたパワースラッガーに助っ人フランス人などの加わった国際色豊かなPCPは、守備もそこそこに、力で押し切る、まさにメジャーリーグのような試合を見せました
















そしてチームワークも抜群。本田一真君がデザインしてくれたPCP-Tシャツをみんなで身にまとい、攻撃も守備もチーム一体で戦いました。
















そんな中迎えた津谷ゼミとのリーグ優勝チーム決定戦。しかしPCPはこれまでの重量打線が嘘のように沈黙。相手の攻撃になんとか耐えながらも、2-5で惜しくも敗れ、得失点差で予選リーグ敗退となりました。

もちろん、めちゃくちゃ悔しかったのが本音。とりわけ僕は3試合ほとんどフルで出場させていただいたのでなおさら、PCPとして決勝トーナメントに進みたかった。しかし、そんな中でもみんなで楽しくプレーできたのは素晴らしかった。

PCP studentsはみんなとてもアクティブで、女子でさえ積極的にバッターボックスに立ち、走塁時に転んでもケロッとしていて、中には進んでキャッチャーを務める人も()。そんな女子に負けじと男子も走攻守そして応援に奮闘しました。そんなみんなでイベントに積極的に参加して盛り上げようとする姿勢が雰囲気をより良いものとしていて、さすがプロフェッショナルという感じ。

また、PCP studentsの多くは同日に各々のゼミの試合もあったので、ゼミとPCPを行ったり来たりで大変。そんな中でも、広い多摩川グラウンドを縦断し、ゼミとPCPの試合会場を行ったり来たりするみんな、中にはゼミの試合を途中で切り上げてPCPの試合に合流する人を見て、「みんなPCPが好きなんだなぁ」と団結力を感じました。

そんな感じでPCPの闘争心と団結力を目撃することができたソフトボール大会!

今後はinternational students枠を拡大して、より強力な重量打線を組織する予定!そんな噂もあるとか!ないとか!PCPが経済学部の頂点に立つ日も近い!?

以上!PCPソフトボールマッチレポートでございました!ありがとうございました!
















Profile:【金井俊太朗】
経済学部、尾崎裕之研究会所属。グアムに5日間ほど滞在したことのある程度に帰国子女です (純ジャパニーズです)経歴は横浜市立立野小学校→慶應義塾普通部→慶應義塾高校→なう。HEC経営大学院 (フランス)に20129月から一年間留学する予定。

2012年6月21日木曜日

Daniel Sullivan 講演会


みなさん、こんにちは!
PCPでは先生方がPCP生のために開いてくださる講演会や説明会があります!
日米の企業や政府機関からゲストスピーカーが話しに来てくれます!
今回は白井先生が米国のFederal Reserve Bank of ChicagoのDaniel Sullivan氏の講演会を開いてくれました。それについてPCP8期生のSaki Katoに書いてもらいました!では、どうぞ!
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Hello, everyone! PCP8期のSaki Katoと申します。今回は、2012年6月5日に行われた講演会についてご紹介いたします。


2012年6月5日、Federal Reserve Bank of Chicago よりDaniel Sullivan氏が講演にお越しくださいました。講演会の題名は”The U.S. Labor Market: Increased Structural Unemployment Or Slack Demand?” です。
Federal Reserve Bank of Chicagoのウェブサイトより、
Daniel G. Sullivan is director of research and an executive vice 
president at the Federal Reserve Bank of Chicago.

講演会の内容を短くまとめますと、Sullivan氏は、アメリカの失業率が8パーセントと高いのは、自然失業率の上昇といった構造的な要因によるものなのか、それとも労働市場で需要が低迷していることによるものなのかということに焦点をあててお話されていました。この論点について考えるために、今回の講演会では、実際には様々なグラフや表を通し、深い分析がなされていました。

それらの分析を通しSullivan氏は、自然失業率の上昇が原因であるという根拠は少ないことから、アメリカ合衆国の労働市場における需要の低迷が大きいことが要因である可能性が高いと結論づけていました。自分の視点に説得力を持たせるために、Sullivan氏は講演の中で自分以外の人々の視点についても触れられていたのが印象に残っています。発表の仕方の勉強にもなった学生も多いでしょう。

こうして外部の方の講演を英語できく機会を得られるのはPCPならではの魅力の一つだと思います。もし、マクロ経済学の授業で先生が講演会について教えてくださらなければ、私はこの講演会の存在すら知らなかったと思います。生の英語を聞くことができますし、なにより専門的な経済用語が英語で使用されている講演会はとても勉強になります。理解を深めるために学生からの質問時間では、英語で真剣に質問している生徒の姿が見受けられました。

しかし、このような講演会をしっかり理解するためには、専門用語について英語で知っていなければならないなど、英語での経済学的な知識が必要です。今回の講演会に関しては、特にPCPのマクロ経済学の授業で学んだアメリカの金融政策についての知識や、失業率の計算方法についての知識なしには講演を深く理解することはできなかったと思います。

帰国子女で、英語が話せる人でも、経済学的な専門用語を英語で述べられるかというと、必ずしもそうではないと思います。日常的な会話で使う単語と、学問的な単語が異なるのは日本語でも英語でも同じことです。PCPの授業では、英語で経済学の専門的な知識を得られる機会が沢山設けられています。PCPに少しでも興味を持っていただけたなら幸いです。 If you are interested in the Professional Career Programme even a little, please look at our PCP website or come to our information session! Hope some of you will consider joining us in the PCP!!

Profile:Saki Kato
1991年生まれ。Walled Lake Central High School卒業。2010年慶應義塾大学経済学部入学。小学校3年生から高校を卒業するまで(高校は1年早卒)アメリカ合衆国のミシガン州で過ごした。三田ではPCPと大沼あゆみ研究会に所属。趣味はバイオリンとピアノで、オーケストラと塾生新聞会に所属している。フランス語も勉強中。

2012年6月16日土曜日

PCP 春合宿☆

皆さん、こんにちは!
今回は2つ上の代から始まって、今年も行われたPCP合宿についてです!
このPCP合宿について8期生の雄谷梨沙に書いてもらいました。では、どうぞ!
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こんにちは♪8期の雄谷梨沙です!
今日のテーマは5/26-27にあった合宿についてです。

この合宿のメインの目的は【先輩と同期との交流】でした!
参加者は7期8期合わせて50人強くらいでした。
(6期の先輩方も数名途中参加で来てくださいました)

それではまず最初にさくっと簡単に全体の合宿の感想をさせていただきますと…

①楽しかった!
PCP生って多方面に優れている...色んな刺激をもらった!
③同期、先輩と仲良くなれた!
④…すべった!が、PCPはあたたかかった!
⑤とにかく楽しかった。
です。


さて、これでは少し分かりにくいので、早速詳しく書いてみたいと思います。


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26日(土)朝渋谷の宮下公園にて集合♪
【バスで河口湖へ向けて移動。】

★バスの中では、まずは新歓合宿の定番で3、4年生それぞれ自己紹介!
PCPでは、他のゼミにも入ってる人が多いので、既に知っている先輩なども多くいたようです!そんな中私は初対面な方ばかりだったのですが、明るい4年生の先輩方はみんなとってもフレンドリーでした!
★自己紹介以外にもちょっとしたゲームなども。
誰が~どこで~何を~どうする~をそれぞれ何人か紙に書いて、くじのように引いていくゲーム!当たった人は紙に書いてあることを実行するといった、少し罰ゲームのようなゲーム。あまりにも過激なのは綺麗にスルーされました。(笑)

朝早く集合した割には、皆元気で!すごく賑やかでした。

【途中でパーキングエリアで休憩】
そして宿に到着!
到着後それぞれ割り振られた部屋に行き、着替え、少しのんびりして

体育館へ移動♪
ここでは【体を使って、チームでバスケ対決!】
7期8期合同の7チームで対決!

★全く知らない先輩やまだそんなに仲良くなっていない同期と同じチーム、だったりと最初は緊張もしましたが、明るく社交的な人が集まっているだけに、気づいたら皆と仲良くなれました!
★バスケ経験問わず、みんな勝利を目指して頑張っていました^0^
最後の決勝戦はかなり激しい試合になっていました。

久しぶりに走るスポーツをしたのでいい汗かきました♪
いや~スポーツっていいですよね!(笑)
(…私のチームはまさかの最下位でしたが… 頑張りました)













その後宿に戻り、またすぐに集合。
今度は【頭を使って、チームでDEBATE対決!】

●ルール●(日本語)
お題(例)日本はサマータイムを導入するべきだ。
チームAとチームBがジャンケンで先攻後攻、お題に対してAgree/Disagreeを決める。
Thinking Time 1分
→チーム○発言30秒
Thinking Time1分
→チーム●発言30秒

このサイクルを4回繰り返し、最終的な勝利を、聞いている他のチームの票で決めます。

★制限時間が設けられていた為、とても難しいDebateとなりました。
私にとって何より印象的だったこととは、Debate中は先輩後輩関係なく、全員が積極的にグループの中で発言していました。Thinking Timeの時は意見が飛び交り、まとめることはなかなか難しいものでした。しかし、発言者は8期も多く、スポーツをした後とは思えないほど、みんな頭をフル回転させ、Debateに取り組んでいました。

★聞いている側の時も、「自分たちだったら何を言うか~」などをチームで話し合いながらDebateに参加しました!

★6期の先輩からいただいたアドバイスやDebateを通して分かったポイントは、
--いかに時間内で自分達の意見をまとめて、さらに短時間で伝える事ができるか。
--相手の意見に対しての反論と同時に自分達の意見を加えることができるか。
--無駄な意見/トピックを省くか。
--具体的で、観客がイメージしやすい例を出せるか。

トピックは少し面白いタイプのからまじめなトピックまでありましたが、このような授業でもない、生徒しかいない場で、皆が真剣に取り組み、お互いの刺激になるような場を作り出せる雰囲気はPCPの特徴であり強みであると改めて思いました!

【夕食ー!】
体も頭も使ってお腹がちょうど空いた頃にDinnerタイム♪
予想以上に豪華なご飯は、みんなで仲良く話しながら食べました~!
疲れてお腹いっぱいになりオネム…でした^^(笑)

~お風呂入って、フリータイム~
ごろごろしながら部屋でおしゃべり!

夜は【お楽しみ会/飲み会】

★私のチームはバスケで最下位だった為、罰ゲームとしてお楽しみ会で一発芸を披露。とても一瞬な出来事でしたが、一発芸というものは、「勇気とセンス」がいるスポーツです。決して誰にでもできるものでありません。芸人さんって相当な努力をしているはずです。凄いですね^^という学びでした。
(一発芸はすべっても、なかなかあたたかく皆さんは見守ってくださいました。どうもありがとうございます。)

★7期の先輩達によるコント
----ここでも頭の回転が早くレベルが高い!是非今後も披露していただきたいです。見て爆笑しつつ、8期は来年どうしようか、と焦っていました(笑)


★そして、実は5/26は同期の山田陸人君の誕生日♪

ということで、数人で彼の誕生日プレゼントやケーキを用意し、この場を借りてみんなでお祝いしました。7期の先輩方も一緒に企画にのってくださり、彼もとてもびっくりしていて、大喜び!と大成功なサプライズバースデーとなりました!
8期男子で H A P P Y B I R T H D A Y と一人一人背中に文字を書くなどと、

PCP生はスポーツ、勉強だけでなく、遊びに対しても「全力」です!(笑)
★お楽しみ会の後の飲み会はまったりと先輩や同期とおしゃべりしたり、音楽で踊ったりと、皆それぞれ楽しんでいる様子でした♪


私は次の日(27日)TOEICの試験があったので、同期にも応援されつつ、少し早めに寝ました!…といっても3時近くまで皆とがっつり語ったりと、とってもとっても満足した気分で寝ました。

朝早く出発したので、みんなとバスで帰れなかったのですが、上の①~⑤の通り、短い合宿でしたがとても濃厚で、改めて本当にPCPに入ってよかったと感じました!これからも仲良く皆で頑張って行きたいと思います:)

長いブログを読んでいただいた方、ありがとうございました^^☆



Profile: 【雄谷梨沙 (Lisa Otani)
1991年生まれ。慶応義塾大学湘南藤沢高等部卒業。2010年慶応義塾大学経済学部入学。米国とカナダに合計9年間過ごし、現在三田ではPCPと藤田康範ゼミに所属。サークルはダンスサークルRevolve。日吉時代は途上国にボランティアに行ったり、ビジネスリーダシッププログラム(CVS)に参加したりととても活発。今年の夏からは1年間UCBerkeleyに交換留学をする予定。

2012年6月10日日曜日

【代表対談】7期代表・笠井雄太朗 8期代表・西澤嵐

皆さんこんにちは!
このブログではPCP内でのインタビューや対談も載せていこうと思っています。どんな人がいて、PCPのことをどう考えているのかが良く分かると思います。
今回は「代表対談」をお届けします。笠井雄太朗(7期代表)と西澤嵐(8期代表)がこれからのPCP像について話し合います。では、どうぞ!


なぜPCPを選んだのか

◆まずは初めに、PCPに入ろうと思ったきっかけを教えてください。

雄:以前、短期留学をした時に、いろんな国籍の学生に出会いました。そこで彼らの積極生に衝撃を受けたんですよね。彼らの、人を巻き込むような発言から議論が巻き起こったりするのを目の当たりにして、自分もこんな風になりたいって。ディスカッションや論文執筆を通して留学生や帰国生と切磋琢磨出来るPCPの環境に惹かれました。
嵐はどう?

嵐:僕がPCPに入ろうと思ったのは、英語を使ってアウトプットが出来る場であると思ったからです。ゼミは日本語ですし1、2年時の英セミ(英語セミナー)は英語を使うだけです。対照的に、PCPでは英語で専門科目を学べる貴重な場なんです。また、グローバルな舞台でプレゼンをする時に経済学等の専門用語を英語で学んでおくことが活かされると思います。

雄:実際PCPに入ってどう?

嵐:これは心から思っていることですが、本当にPCPに入ってよかったです。何よりもいろんなバックグラウンドを持った友人が出来ました。留学から帰ってきた学生とか。別に帰国生だけじゃないんです。あるいは、例えば、エネルギードリンクのレッドブルのプロモーション活動に力を入れてている学生がいたりとか(笑)

雄:面白いね(笑)

嵐:人数も増えた分、いろいろな人と出会う機会が増えましたね。ゼミとは違って、必ずしも一人の先生と密接に関わって深い研究を行う機会が多いというわけではないのですが、逆に多くの先生方と近い距離で学べる環境があるということがPCPの魅力だと感じています。


なぜ代表になったのか

◆雄太朗(7期代表)はなぜPCPの学生代表を務めようと思ったのですか?

雄:「人を動かす力」を身につけたかったんですよね。ちょうどPCPに入る前、所属している学生団体で教育プロジェクトを立ち上げていたのですが、震災でそれが白紙に戻りかけた。プロジェクトを再起させるためにもそういった力が必要だと痛感したことが大きなきっかけですね。そのために人の上に立って何かする経験が必要で、PCPは絶好の場所だと思ったんです。特にPCP生はPCP以外の場所やコミュニティーでも積極的に活動している人間が多い。その中でリーダーが出来るというのは学生生活のなかでも最高の経験だと思ったんです。

◆実際にそれは出来てますか?

雄:5段階評価で4ぐらいかな(笑)なんだかんだでイベント乗り越えてきたっていうのがあって、必ずしも完璧ではなかったかもしれませんが。ABF(Asia Business Forum)しかり、既存のものにはとにかく付加価値を加えることを目指してきました。同時に、ゼロベースで新しいイノベーションを起こす。フェスタは僕たちが始めたイベントであり、なにもないところから始めたという意味では非常に苦労はしましたけど、得るものは大きかったと思います。
 
◆一番後悔していることは?

雄:何事につけ、先取りが出来ていなかったこと。イベントがあるたびに時間に追われていて、焦っていたことですね。もう少し余裕を持って準備ができていればという思いがあります。

◆一番思い出に残っているイベントは何ですか?

雄:やはりABF(Asia Business Forum)ですね。例年は韓国の延世大学と慶應でビジネスコンテストをやるのですが、今年から中国の清華大学にも参加してもらいました。三大学間の調整は大変だったけど、初参加の清華にも満足してもらえた結果になりました。昨年は韓国で開催したのですが、彼らとの別れ際に、「来年は中国でやりたい」と言って握手してもらった経験があって。実は今も水面下で今年のABFに向けて延世・清華の両大学とコンタクトを取っている最中なんです。
 自分だけ長々と話してしまったね。嵐はどう?なんでPCPの代表になろうと思ったの?

嵐:自分も代表経験を積みたかったことが大きな理由です。帰国生でありながら、日本の学校で勉強して一般生として慶應に入学したという経験を、PCPのような特異な環境で活かしたかったという想いが一番にありました。

雄:なるほど。

嵐:今までも団体等で代表を務めたこともあるんですけど、その時はもともと知っていた人達をまとめるというリーダー経験でした。対照的に、PCPではいきなり初めて会った人々をまとめあげるという。とても難しいですね。

◆不安なことは?

嵐:やはり横のつながりを強固にすることですね。今言った通りPCPに入ってから知り合った人がほとんどですし、いわゆるゼミ・研究会よりも人数が多い分大変でしょうから。でもなんだかんだ言ってもみんなフランクで、初対面でも話しやすい人が多いですね。飲み会やバスケ企画など、授業外のイベントを通してだんだん仲良くなっています。


今のPCP

◆雄太朗(7期代表)はこの一年間でPCPをどのように変えてきた?

雄:「PCPをもっと多くの学生に知ってもらいたい」という目標をもってこの一年間取り組んできました。例えば、自分たち7期生が初めて企画をした「PCPフェスタ」とか。

嵐:大盛況でしたね。

雄:経済学部生だけじゃなくて他学部生にもPCPの存在を認知してもらって、そしてPCPに入ってもらいたいと思ったんです。他学部の優秀な学生が入れば他のPCP生にとっても刺激になりますしね。広報には特に力を入れて取り組んできたと自負しています。

嵐:実際にその成果の表れとして、8期生の中にも法学部、商学部、文学部など多くの他学部生がいます。


これからのPCP

◆嵐(8期代表)がPCPで成し遂げたいことは?

嵐:2つあります。一つ目は、もっともっとPCPの知名度を上げること。PCPに対する変な固定概念ってあるじゃないですか。「所属しているのはほとんど帰国生だけ」とか。でも実際はそうではなくて、多くの帰国生ではない学生が所属し、切磋琢磨しています。あとはゼミとPCPの両立は可能だし、もっとそういうことを伝えていきたいと思います。

雄:なるほど。実際自分も帰国生ではありません。割合でいったら帰国生と非帰国生は半々程度ですしね。

嵐:2つ目は、PCP内のレベルの底上げです。他学部生に多く入ってもらうということは経済学のレベルも必然的にそうした人たちに合わせる必要が出てきます。でも、そうではなく他学部生がより早くキャッチアップして経済学部生と同様に高度な経済学を学べるようなフォロー体制が必要だと思っています。



雄:考えてるねー。自分の問題意識としては、まだまだ慶應にはグローバル性が足りないんじゃないかということがあります。PCPは「慶應のグローバル化の突破口」のような存在であるべきだよね。

嵐:そうですね。

雄:具体的にやりたいことってある?あるいは今、嵐が中心となって3年生で取り組んでいることとか。

嵐:スピーチコンテストをPCP生主催で行おうかと考えています。授業のプレゼンを聴いていてまだまだスピーチ力は伸ばせると感じましたし、実際にそうしたいという声もとても多いんです。

◆10年後、20年後のPCPはどのようになっていると思いますか?

嵐:様々な学生がいるということはきっと変わらないと思いますが、規模はますます大きくなっていると思います。そのためにも、もっとPCPを正しく理解してもらえるような活動が必要ですね。

リーダーとは?

◆二人にとっての理想のリーダー像を教えてください。

嵐:いわゆる「マネージャー」ですね。自分の能力や考えだけでは足りません。自分の周りのフォロワーの意見を最大限尊重し、まとめあげることがリーダーとして必要な能力だと思います。他人の意見を絡ませることが一番の役割ですね。

雄:そうそう、つまりはフォロワーの得意とする部分や強みを活かして物事を進めていくってことだよね。

嵐:雄太朗さんは1年間代表を務められて、PCP生の強みはどのようなものだと感じましたか?

雄:そうだね。一例だけど、「主体性」という強みがある人がPCPには多いよね。そういう人には仕事を任せてしまうことで、かえって動いてもらえる。昨年のPCPフェスタでも、講演会や学生会議といった主要なイベントを主体性がウリのPCP生に一任することで効率的に企画運営が出来たかな。

嵐:なるほど。ISL(説明会担当)のお二人も安定感がありますもんね。雄太朗さんは無理に指示を出したりせず、仕事をある程度任せてしまうことでそれを活かしていたってことですね。

雄:いやいや、照れるなあ(笑)もう一つ重要なことは自分の強みも意識するってことかな。ただただ下の人が動いているというだけでは、リーダーなんて誰でもいいということになるからね。あとは積極的に留学生を授業外の活動にも取り込んで仲良くなって欲しいですね。多様性がさらに高まることで、より可能性が広がると思います。

◆最後に一言ありますか?

嵐:まだまだわからないことも多いですが、精一杯頑張ってとにかく後悔のない一年にしたいですね。

雄:いいね!僕が嵐に気をつけてほしいことは、「自分がどう成長出来るか」も考えながら組織を引っ張っていくということですね。頑張りましょう。

7期 代表
Profile:【笠井 雄太朗】
1990年生まれ、江東区。私立渋谷教育学園渋谷高校卒業。2009年慶應義塾大学経済学部入学。日吉時代は、アコースティックギターサークルや米短期留学、社会問題を議論する学生団体など、幅広い活動に取り組む。震災の時に感じた「人を動かして問題を解決する能力」の必要性から、三田ではPCP代表(Student Representative)に立候補。専攻は、Environmental Economics(PCP)と認知科学(法学部副専攻)。

8期 代表
Profile:【西澤 嵐】
1992年生まれ。セントメリーズインターナショナルスクール卒業。2010年慶應義塾大学経済学部入学。三田ではPCPと木村福成ゼミに所属。これまで、中国(北京)、タイ(バンコク)、台湾(台北)に住んだ経験あり。趣味はトランペットで、慶應アンサンブルファミーユに在籍中。ワールドビジョンジャパンにも所属。現在、トライリンガルになるため、中国語を勉強している。
【編集者】
7期 武田 昂来 (PCP.info運営チーム)
7期 久枝 賢治 (PCP.info運営チーム, Information Session Liaison)
8期 平田 悠祐 (PCP.info運営チーム)