2012年10月1日月曜日

Asia Business Forum 2012


皆さん、こんにちは!
夏休みも終わり、後期が始まりましたね!
今回のブログは毎年夏休みに行うABFことAsia Buisness Forumについてです。2010年は東京で、2011年はソウルで、そして今回2012年は北京で行われました。私も今回のABFに参加して、たくさんのことを学び、たくさんの友達が出来ました!このPCP特有のプログラムについてPCP8期生でABF責任者の河野陽介君に書いてもらいました。
では、どうぞ!
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こんにちは!PCP8期の河野陽介です。
今回は、僕たちPCP生が参加した暑い夏の熱いイベント”Asia Business Forum(以下ABFの紹介です!

PCPでは、毎年8月に日中韓の学生がアジアのビジネスについて討論し、交流を図るイベント・ABFに参加しています。
慶應大学のPCPと延世大学(韓国)のGMT、清華大学(中国)のFATHが提携し、開催場所は参加大学間で毎年交代しています。2011年はソウル、今回2012年は北京、来たる2013年夏は東京で開かれる予定です!
毎年ビジネスプランを考えるグループワークを主として、企業訪問、観光や文化交流など盛りだくさんの6日間を過ごしています。
(今年度の企業訪問、観光や文化交流については別途で記事を書く予定なので覗いてみて下さい。)

今年のグループワークは「日中韓FTA締結後における各産業の成長戦略」をテーマとしました。現在三か国間で交渉段階に入っている自由貿易協定をきっかけとし、アジアの近い将来について話し合おうという目的の下です。自動車業界、ファッション業界等の産業からいくつかの企業を取り上げ、そのビジネスプランをグループ毎に考察しました。
話し合いの途中、中韓の知らない企業名が次々と挙がるのも新鮮で世界は広いと実感しました(笑)。間髪入れずに発言してくる中国人学生のハングリー精神旺盛な姿からは学ぶことも多く、自分たちも積極的に行動していかなければと考えました。また、韓国の学生はプレゼンが非常に巧みで、PowerPointの使い方・スライドの構成・発表の仕方どれをとっても参考にすべき点がたくさんあり、自分たちも学んでいく必要性を感じました。
夏のインターンシップが始まり就職活動が本格化する前のこの時期、海外の学生と熱く議論を交わし切磋琢磨できたのは良い経験になりました。グループワーク発表の講評をして下さった木村福成先生にも大感謝です。

僕自身、ABFに参加して感じたことがあります。
今回の北京訪問では様々な日系・韓国系企業の北京事務所を訪れ、そこで勤務される方々から直接お話を伺うことができました。「中国における他国企業との競争」「日系企業が外資系企業として扱われる環境」「成長する東南アジアの市場」、これまでどこかで見聞きしていたことでも実際にその場所を訪れ、色々な生の声を聞き、肌で感じたことにより、国際社会で働くことを改めて考えさせられました。今まで三度にわたる父親の海外勤務を子供の目線で見てきましたが、今回ABFに参加させて頂いたことにより、種々の視点からグローバルに働くことについて見直す良い機会となりました。


宿泊施設や航空チケットの予約、訪問企業の選出及びアポ取り、中韓代表との事前打ち合わせ等渡航前準備が期末試験と重なり大変でしたが、無事終えた今達成感と安堵感でいっぱいです。ABFを通じて、PCP生の絆も深まり、一回り成長できたのではないでしょうか。


写真は、遅くまでホテルのロビーで作業していた木庭くんです。最終日にはすっかりホテルの人と仲良くなって、座布団代わりにと新聞紙を分けてもらっていました!笑




Profile:【河野陽介(Yosuke Kono)
1991年、南アフリカ・ヨハネスブルグ生まれ、以来米国デトロイト、札幌等の都市で育ち、2010年慶應義塾大学商学部入学。日吉時代は法律系サークル・律法会に所属、新島襄記念法律討論会での優勝経験を持つ。三田では、大野由香子研究会に所属。慶応家計パネルデータを利用し、実証研究を進める。PCPでは副代表を務める。

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